霧のまちくしろ

2014年12月11日 13:31

釧路は霧深い街である。昼夜を問わず発生する霧はロマンチックであると言われ、観光客に親しまれている。しかし、釧路の住民にとっては煩しいものでしかない。霧は視界をふさぎ、数メートル先の人や物などを見えづらくする。そんな厄介者の霧だが、住民の目にもロマンチックに映るものがある。それが「くしろ霧フェスティバル」である。夏の夜空を彩る霧レーザービームとサウンドによって作り出された幻想的な空間を楽しむことができる。このイベントによって、住民の霧に対するイメージのだいぶ良いものになっただろう。